耳鼻咽喉科で身につく看護スキルと自身のスキルアップ

耳鼻咽喉科の看護師をしていると、日々のルーチンワークからさまざまなスキルが身につきます。
まず、耳鼻咽喉科では日々検査が行われます。耳管機能検査や耳鏡検査、平衡機能検査、画像検査のほか、鼻やアレルギーの検査の介助など、さまざまな検査業務が看護師の仕事です。そのため、業務の中でさまざまな検査の基礎知識や技術が身につきます。基礎知識を身につけたら、それに関連する資格を有することでさらなるスキルアップも期待できます。自分の経験から知識を広げてスキルアップができるので、無理なく取得できる可能性があるでしょう。

また、患者への自宅療養中の説明や、薬の指導を行うこともあります。わかりやすく理解できるように説明しなくてはいけないので、人に指導するスキルも身につきます。そして何より、幅広い年齢層の患者への対応により、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。さらに、めまぐるしく変わる患者への対応を冷静に、そして的確に判断して診察へと誘導し医師の介助を行うため、適切な判断力もアップするでしょう。

目に見える資格だけではなく自身のスキルもアップするので、耳鼻咽喉科の看護師は忙しい職場でも冷静で適切な看護が提供できるようになれる期待が持てます。
耳鼻咽喉科では、他にはない医療器具もあるので、危機の扱いや管理の仕方など、専門的な知識も身につけることが可能です。毎日のルーチンワークの中で身につくので、簡単に忘れてしまうようなこともないでしょう。